「農業バイトしてみたいけどきつそう、私でもできるかな?」
「農業のバイトってどんなことするんだろ?大変だよね…」
農業のバイトに興味がある方は、こんな風に思っているかもしれません。
たしかに、朝早く起きて作業したり重いものを持って移動させたり…、農業バイトはきつそうなイメージがありますよね。
農業バイトをこなせるのか不安になり、躊躇してしまう女性は少なくありません。
農業バイトの内容は、種植えや収穫作業、出荷作業など多岐に渡ります。
そのため、作業内容によって体への負担はさまざま。
体力が心配な女性は、作業する環境や内容を事前に確認するといいですよ。
たとえば、根菜類の収穫は力仕事ですが、収穫後の選定作業は力のない女性でも試しやすいです。
また、野菜を育てる環境は、ビニールハウスか露地栽培が一般的で、それぞれ働きやすさが異なります。
農業バイトが初めての女性は、比較的軽めのお野菜や作業を選び、働きやすいビニールハウスの農家さんから始めてみるのがおススメですよ。
この記事では、農業バイトがきついと言われる3つの理由を徹底解説。
その他にも、
- 女性が農業バイトを選ぶときのポイント
- 農業バイトが向いている人の特徴
- 農業バイトを体験した感想と1日のスケジュール
をお伝えいたします。
農業バイトを始めるかお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
農業バイトがきついと言われるのはなぜ?3つの理由をご紹介
農業のバイトは、初めての方には少しきついかもしれません。
農業は力仕事が多いですし、天候に関係なく畑にでることもあります。
作業内容は
- 種植え
- 雑草取り
- 収穫
- 出荷作業
など、時期によってさまざま。
たとえば、種植えや雑草とりは、立ったり座ったりする作業が多く、足腰に負担が来ます。
一方で、収穫した野菜のなかからキレイな作物を選ぶ作業もあり、そこまで重労働ではない場合も…。
また、お野菜を育てる環境は、ビニールハウスか露地栽培が一般的で、それぞれ働きやすさが異なります。
ビニールハウスは雨や風をしのいで作業ができますが、露地栽培は雨風にうたれながら作業をすることも珍しくありません。
このように農業バイトは、作業内容やお野菜を育てている環境で、大変さが変わってくるんですよ。
ここからは、農業バイトがきついと言われる3つの理由をさらに詳しくご紹介いたします。
体力的にきつい
農業は、肉体労働のため、体力がいる仕事です。
同じ姿勢で作業をしたり、作物の入った重いかごを移動させたり、立ったり座ったり、腕を上げたりおろしたり…。
運動不足だと、全身が筋肉痛になってしまう方もいるほどです。
また、お野菜は季節にあわせて作られるので、オールシーズン作業があります。
真夏の炎天下や冬の凍える寒さのなかなど、過酷な環境でも作業をしなければなりません。
このように、体力の消耗や労働環境から、農業バイトはきついと言われることが多いです。
朝が早い
農家さんの朝は早く、AM7時から9時位には畑にでて作業を開始します。
そうなると、朝起きるのはAM4時~5時、なんて方も少なくありません。
農作業の朝が早い理由は、さまざまな要因があります。
たとえば、収穫時期は、作業を開始する時間がいつもより早め。
それは、気温の低い早朝に収穫することで、お野菜の鮮度を維持しやすいからです。
早朝に作業をすると、鮮度を保ったまま出荷できるので、スーパーに美味しい状態の野菜を届けられるんですよ。
また、気温が高くなると、畑にいる虫の活動が活発に…。
蜂は花粉や蜜を集めるために植物から植物へ移動していき、作業中に飛び交うことも少なくありません。
そういった虫たちの活動時間と重ならないためにも、早朝に作業をします。
農作業は自然の時間にあわせて働くので、早起きが苦手な方にはきついかもしれません。
安定した収入を得にくい…
農作業は天候に左右されることが多いです。
小雨程度であれば、天気に関係なく作業をしますが、大雨の予報が出ていれば翌日の作業は急遽お休みになることも珍しくありません。
そうなると時給が発生しないため、収入が減ってしまいます。
農業バイトは、天候の影響を受けやすく、一般的なアルバイトのように月の出勤日数が安定しません。
収入が安定しなくてきついと感じる方もいるでしょう。
ここまで農業バイトがきついと言われる理由をお伝えしました。
次に、女性が初めての農業バイトを楽しむための3つの対処法をお伝えいたします。
女性が初めての農業バイトを楽しむための3つの対処法!
- 重さが軽いお野菜の収穫時期を選ぶ
- ビニールハウスの農家さんを選ぶ
- 服装の装備をしっかりする
初めて農業バイトをするなら、こちらの3つに注意すること。
仕事を選ぶ段階や準備に気を付ければ、女性でも農業バイトを楽しめますよ。
重さが軽いお野菜の収穫時期のバイトがおススメ
1つめのポイントは、扱うお野菜の種類をチェックすること。
農業は体力のいる仕事です。
少しでも重さの軽いお野菜やカラダへの負担が少ない作業を選ぶと、きつさを軽減できるので、女性も農業バイトを楽しめます。
とくに、ピーマンや枝豆など、軽いお野菜の収穫作業が◎。
根菜類のように一つひとつが重い野菜を避けるといいですよ。
ビニールハウスが働きやすい
2つめが、ビニールハウスで野菜を育てている農家さんを選ぶこと。
ビニールハウスは、日光は通しても雨は通さないですし、外気をある程度遮断してくれます。
日差しや雨風が直接当たるのを回避できますよ。
ビニールハウスでの作業は体力の消耗を抑えられるので、農業バイトを初めてする女性におススメです。
服装の装備をしっかりする
3つめのポイントは、農作業に適した格好をすることです。
農作業をするときに注意したいのが、
- 虫刺され
- 日焼け
- 熱中症
- けが
など…。
自然のなかで丸一日過ごすことを想定して、装備しましょう。
また、農作業は動きやすさがとても重要。
洋服が大きすぎたり長すぎたりすると、作業しにくく、汚れやすいです。
洋服のサイズ感を意識すると、快適に農作業ができますよ。
農作業でおススメの服装
長袖・長ズボン
服装は長袖・長ズボンが◎。
「作業をしたら汗をかくから…」と、半袖や七分袖、ハーフパンツなどを選ぶのはおススメしません。
肌が露出していると、虫に刺されたり泥がついてかゆくなったり…、植物でけがをしてしまう場合もあります。
またズボンは、腰回りの深さがしっかりあるものを選びましょう。
立つ→中腰→しゃがむ、などの動作を繰り返しているとズボンが下がってきやすく、下着が見えてしまうことも…。
日焼け対策にもなるので、長袖・長ズボンがおススメですよ。
帽子・長めのタオル
農作業では必ず帽子をかぶりましょう。
日焼けと熱中症の対策になります。
とくに、畑で作業をするときは、つばの広い帽子がおススメ。
畑では太陽が全方位から降り注ぐため、つばが広く首の後ろに日よけがついているタイプが安心です。
また、首に巻ける長さのタオルも用意しましょう。
タオルは、汗や顔についた泥などをふき取るのに役立ちます。
動いているときに落とさないように、しっかり首で結べる長さがいいですよ。
長靴
足元は長靴で保護しましょう。
長靴はひざ下程度まで長さがあると、泥汚れや虫の侵入などを防ぐことができます。
畑によってはぬかるみやすく、足場が滑りやすかったり、水たまりができていたり…。
長靴なら滑りにくいですし、汚れても水ですぐに洗えます。
また、靴下はくるぶし以上の長さがあると安心。
長靴を履いたときに、なかでゴムがすれて痛い場合があります。
替えの靴下をいくつか持っていくと、汗をかいたときに履き替えられますよ。
手袋
手を保護するために、手袋を用意しましょう。
泥汚れやケガから、手を守ることができます。
とくに農作業用の手袋がおススメ。
普通の手袋より水が染みにくく頑丈なので、畑作業がしやすいです。
作業によっては軍手がいい場合もありますが、水気を含む土を触っていると濡れてしまいます。
農作業用と軍手、両方あると作業によって使い分けられますよ。
農業バイトが向いている人の特徴
- 普段から運動や筋トレをしている
- 早起きが得意
こちらは農業バイトに向いている人の特徴です。
先ほどもお伝えしたように、農業は体力のいる仕事。
そのため、普段から運動や筋トレをしている方にはとっても向いています。
立ったり座ったり重いものを持ったり…、足腰や腕の筋肉を駆使するので、普段から鍛えている方は、そういった農作業の動作が負担にならないでしょう。
また、農家さんの朝は早く、AM7時から9時には畑にでて作業を開始しています。
そうなると、朝起きるのは4時なんて方も少なくありません。
早起きが得意な方や朝に強い方は、農家さんの作業時間に抵抗なくついていけますよ。
30代女性が農業バイトをした体験談を紹介!
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AM7:15 レタスの定植
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AM10:00 休憩
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AM10:20 レタスの定植
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AM12:00 お昼休憩・解散
こちらは、農業バイトを体験したときの1日のスケジュールです。
私がレタスの定植作業のバイトをした体験談をご紹介いたします。
定植とは育てた苗を、畑に植える作業のこと。
手のひらサイズの苗を、指定された位置に植えていきます。
朝7:00に畑に集合し、農家さんや他のパートさん、アルバイトさんに簡単な挨拶をし、本日のスケジュールが共有されました。
農家さんに定植の方法を教えてもらい、作業を開始。
その日は、アルバイト2人とパートさん2人、農家さんの計5人で作業を行いましたよ。
パートさんがレタスを植える位置にしるしをつけてくれるので、あとを追いながら苗を植えていきます。
露地栽培だったので、太陽や風をダイレクトに感じられてとっても気持ち良かったですし、土の匂いも◎。
「今日はここの列まで定植を終えよう」という作業目標が決められていたので、もくもくと苗を植えていきます。
基本は一人で集中して作業。
ただ、途中みんなで休憩や声かけをしながら進めていくため、畑仕事は「チーム」という感じがしました。
目標を無事クリアできたので、午前中の作業は無事に完了し、最後にお給料をいただきバイト終了です。
パートさんに定植のコツを教わりながら作業をしたり、休憩中は地元の話を聞いたり、和やかな雰囲気のなか農業バイトを体験できましたよ。
ただ、立ったり座ったりしながら、畑を移動していく定植の作業は、普段使わない筋肉を使い、翌日は筋肉痛に…。
次回の農業バイトは、少し筋力をつけてから臨もうと思いました◎
農業バイトに興味がある女性の方へ
ここまで、農業バイトがきついと言われる理由や対処法について詳しくお伝えしました。
農業バイトに興味がある方の参考になっていたら幸いです。
最後までお読みになった方のなかには、
「農業バイトをしてみたいけど、シフトを無理にたくさん入れられたら困るな…」
「毎日早朝からバイトにでるのは難しいかも…」
という理由から、なかなか踏み出せない方もいるかもしれません。
もし、手軽に農業バイトを始めたいなら、「ジモベジワークス」がおススメ。
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サイトには、農家さんからの依頼が掲載されています。
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また、一般的な求人サイトのように、都度、農家さんとの面接は不要。
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