新規就農とは、農家として独立・起業すること
近年、国や地方自治体が新規就農を後押しする制度が充実しています。

なぜなら日本では、後継者や労働力不足を原因に、農家の減少がすすんでいるから。
農家の減少を食い止めて農業を活性化するために、国や地方自治体が動いているんです。

さらに最近は、コロナ禍や自然災害をきっかけに、農業に興味を抱く人が急増中!
実際に20~40代の方を中心に、新規就農して農業をはじめる方が増えているんですよ。

ただ新規就農に興味があっても、どうすればいいのかわからない方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、新規就農にまつわる情報を総まとめ!

新規就農の意味や必要なもの、体験談、失敗しないコツなど…。
農業業界に飛び込む前に、知っておきたいお役立ち情報をご紹介します。

新規就農を検討している方、ご興味のある方は、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

新規就農とは?3種類ある就農者のうち新規参入者を指す

苗を植える農家

「新規就農」とは、農業を新しくはじめること。

新たに農業へ参入する人を「新規就農者」と呼び、「新規参入者」「新規雇用就農者」「新規自営農業就農者」の3種類に分類されます。

新規参入者:農家として独立・起業する
新規雇用就農者:農業法人に就職する
新規自営農業就農者:家族や親戚の農業を継ぐ

新規就農というと、新規で農家として独立する「新規参入者」を指すことがほとんど。
農業法人への就職や家業の後継などは、新規就農に当たらないという認識が一般的です。

ただ、実際に農業をはじめるにあたって、他の選択肢があるのは知っておいた方が◎。
自分の現状や将来像をふまえたうえで、農業をはじめる方法を選ぶのがベターですよ。

ここでは、新規就農者の種類別に、特徴やメリットをご紹介します。

新規参入者:農家として独立・起業する

「新規参入者」とは、他業種から参入して、農業経営をはじめる経営責任者のこと。
いわゆる「新規就農者」は、農家として起業・独立した新規参入者を指しています。

理想の農業経営を目指して、栽培する作物や働き方を自由にコーディネートできるのが特徴。
自分の裁量で働きたい方や、実現したいアイデアがある方にとっては魅力的なスタイルでしょう。

一方で新規参入者は、土地や資金、人材、販路などをすべて自分で確保しなければなりません。
初期費用がかかるのはもちろん、うまくいかなかった場合のリスクも大きいので注意が必要です。

最近では、新規参入者への助成金や農地の斡旋など、支援が充実している地域も増えています。
新規就農を考えている方は、地方自治体や行政、JAなどの支援を上手に活用してくださいね。

新規雇用就農者:農業法人に就職する

農業法人に就職して、従業員として農業に従事する「新規雇用就農者」
「雇用就農」とも呼ばれていて、働きはじめる方の8割以上が農業未経験です。

新規雇用就農者は、会社員と同じように毎月一定額のお給料が支給されます。
安定した環境で働きながら、農業の技術やノウハウを教えてもらえるのが魅力。

さらに、農業法人の規模や業務内容は多岐にわたり、活躍の場が広いのもうれしいポイントです。
農作業以外にも、作物の加工や商品化、プロモーションなど、さまざまなお仕事を経験できます。

新規自営農業就農者:家族や親戚の農業を継ぐ

「新規自営農業就農者」は、家族や親類が行っている農業を後継するスタイル
保有している農地や設備、作物などを引き継いで、農家として農業に従事します。

独立に必要な要素が揃っているのはもちろん、顧客や信用もそのまま引き継げるのがメリット。
さらに、家族や親戚に農業について指導してもらえるので、新規参入しやすいといえるでしょう。

また、既存の農業を引き継ぐだけでなく、新たな事業に取り組んで活躍している方も多いです。

独立新規就農に必要なものは?資金・土地・設備・機材・ノウハウなど

田んぼの前にあるビニールハウス

  • 資金
  • 土地
  • 設備・機材
  • 技術・ノウハウ

独立して新規就農する場合、最低限必要になるのはこちらの4つ
一つひとつ詳しく解説していきますね。

資金

就農1年目に必要な営農費用は、平均755万円令和3年度┃全国新規就農相談センター調べ)。

営農費用とは農作物や機械、施設などの調達費のことで、初年度はとくに農業設備にコストがかかります

また、営農にかかる平均費用755万円には、土地代や生活費は含まれていません。
農作物の売上が安定するまでの「収入がない時期」を考えると、1000万程度の貯蓄は必要です。

ただ、自己資金で1000万円も用意するのは、なかなか難しいですよね。
そこで調べておきたいのが、新規就農に関する国の支援制度や補助金について。

「農業次世代人材投資事業」「青年等就農資金」が、代表的な支援事業です。
国が2年〜5年単位で資金を交付したり、無利子で貸付したりしてくれるんですよ。

新規就農の給付金・補助金については、↓の記事で紹介しているので、あわせてご覧ください。

土地

新規就農をするためには、農作物を育てる土地が不可欠です。

農地を確保する方法は、購入するか賃貸するかの2択

ただ、土地の購入には多額の資金が必要ですし、固定資産税も発生します。
最初は地主さんから農地を借りて、農業が軌道にのったら購入するのが主流ですよ。

農地の賃貸には、就農をする市区町村の農業委員会の許可が必要です。
また地主さんをはじめとする、地域の方やコミュニティとのつながりも重要。

まずは、新規就農したい地域の市区町村に問い合わせしてみるのが一番です。
農地だけでなく、空き家や住宅などの住まいまで斡旋してくれるかもしれません。

設備・機材

農業に必要な設備や機材の用意も、新規就農には欠かせません。

設備や機材は、農作物の種類や就農する環境によって変わってきます。
新規就農の状況に応じて、必要な設備・機材や調達方法を考えておきましょう

ただ農業の機材・設備を新品で揃えようとすると、莫大な費用がかかります。

・中古業者から購入
・インターネットで調達
・地域農家との共同購入・利用
・レンタル・リース

など、費用を安くおさえる方法がいくつかあるので、検討してみてくださいね。

技術・ノウハウ

地域によって気候が違い、四季の変化もある日本。
業種が同じでも学ぶべき内容は異なり、画一的な知識や技術は役に立ちません。

そのため新規就農するなら、地域に沿った作物や栽培方法をしっかり勉強する必要があります。
しかもマニュアルで得られる知識だけではなく、実践的な経験を積まなければならないんです!

農業の技術・ノウハウを学ぶ方法はさまざまありますが、かかる期間や費用はバラバラ。

・農業学校(高校・大学・専門学校など)
・農業体験講座
・農業研修
・農業インターンシップ
・農業法人で働く

農業学校だと年単位の時間がかかり、通学している間の学費や生活費の確保が必要です。
きちんと計画を立てて、資金を用意してから通学するかどうか検討するのが安心ですよ。

体験講座や研修、インターンシップは、短期間で費用もおさえられます
1回で学べる内容は限られていますが、時間や金銭的な制限がある方にオススメ。

就農する予定の自治体や全国新規就農相談センターで開催がないか、調べてみてくださいね。

農業法人で働く方法は、お給料をもらいながら、農業について勉強できるのがメリットです。
年齢や資金と照らし合わせて、自分にあった方法で農業の技術・ノウハウを習得しましょう。

新規就農する前に!農家の仕事について知っておこう

田植えをする農家

新規就農とは、簡単にいうと「農家になること」です。
就農する前に農家の仕事内容や年収など、基本情報を把握しておきましょう。

農家の仕事内容

  • 土づくり
  • 田植え・種植え
  • 管理・手入れ
  • 収穫
  • 出荷
  • 自然災害への対策
  • 品種改良や栽培方法の研究
  • 農業の経営

一般的に農家とは、作物を栽培して出荷する職業のことをいいます。
お米や穀類、野菜、果樹、花など、農家によって育てている作物はさまざま。

ただ、共通しているのは、作物を育てるための一連の作業です。
土づくりからはじまり、植え付け、育成管理、収穫、出荷までを一貫して行います。

農家は、作物や自然を相手にするため、成長不良や病害虫、自然災害などの対策も必要。
作物が育つ姿や自然環境を間近で観察しながら、その都度対応していかなければなりません。

また、育てやすく美味しい食物を作るために、品種改良や栽培方法の研究をする方も多いですよ。

くわえて農家として独立するなら、作物の販売や売上管理など、経営に関する仕事もあります。
農家の仕事内容は多岐にわたるので、就農する地域や作物にあわせて調べておくと安心です。

農家の平均年収

一般的な農家の年収は150~300万円ほど

農家は収穫高によって売上の変化があるうえ、機械や肥料などの経費も必要です。
売上高は400~500万円でも、経費を引くと150~300万円になる農家が多い様子

とくに新規就農者は、最初の1~3年は農業収入がないケースも少なくありません。
農業をはじめてからしばらくの間は、まず年収250万円以上を目指すのがベターです。

一方で、年収500万円~1000万円以上稼いでいる農家が存在するのも事実。

農業規模を広げたり、ブランド作物を作ったり、インターネットで野菜販売したり…。
アイデアを活かして、新しい農業のカタチを追求している方が高収入を叶えていますよ。

農家になるのに資格は必要?

農家になるために、専門的な資格は必要ありません

ただし、市区町村の農業委員会に農家として登録する「農家資格」の申請は必要。
農家資格がないと農地を取得できないので、新規就農する地域で登録しなければなりません。

ただ農家資格は、「この地域で農家として働きます」と市区町村に申請するもの。
農家として働く許可を得るものなので、一般的な資格とは違うと考えた方がよいですよ。

また、農家資格とは別に、農家として働くうえでもっておくと便利な資格もあります。
作物の運搬や機材の移動、農薬や肥料の選定などに役立つので、目的にあわせて所得しましょう。

資格名役立つ場面や学べる内容
普通自動車運転免許農地への移動、作物や資材の運搬
大型特殊自動車運転免許(農耕車限定)大型トラクターやコンバインの運転
けん引免許(農耕車限定)農機具のけん引
危険物取扱者(乙種第4類)危険物の取り扱い
日本農業技術検定本格的な農業の技術や知識を習得
日本農業検定栽培・農業全般・環境・食の基礎知識
野菜栽培士野菜の育成
農薬管理指導士農薬の使用
農業機械士農業で扱う機械の管理・操作
農業簿記検定農業に特化した簿記検定

新規就農の現状とは?リアルなデータと体験談を紹介

先輩農家に指導してもらっている農家夫婦

ここからは、新規就農者の現状をデータでわかりやすくご紹介!
体験談もお伝えするので、新規就農のリアルな姿を確認しておきましょう。

引用:新規就農者の就農実態に関する調査結果┃令和3年度・全国新規就農相談センター
「非農家出身で、新たに農業経営を開始した方」を対象にしたアンケートをもとに作成

新規就農者の男女比と年齢は?

新規就農者の男女比グラフ
新規就農者の年齢層グラフ

新規就農者の男女比は、男性9割、女性1割ほど
男性がほとんどを占めていますが、女性の割合も年々増加しています。

また年齢は、30代と40代が8割を占めていて、社会経験を経てから新規就農する方が多い様子。
50代~60代も7%ですが存在しており、幅広い年齢の方が新規就農しているとわかりますね。

新規就農した理由は?

経営自ら経営の采配を振れるから(51.6%)
農業はやり方次第でもうかるから(35.2%)
以前の仕事の技術を生かしたいから(7.9%)
自然・環境農業が好きだから(36.4%)
自然や動物が好きだから(20.1%)
農村の生活(田舎暮らし)が好きだから(15.7%)
安全・健康食べ物の品質や安全性に興味があったから(17.0%)
有機農業をやりたかったから(10.8%)
家族・自由時間が自由だから(28.3%)
家族で一緒に仕事ができるから(15.1%)
子供を育てるには環境が良いから(10.5%)
配偶者が農業を始めたから(2.0%)
消極的会社勤めに向いていなかったから(22.1%)
都会の生活が向いていなかったから(5.2%)

新規就農した理由としては、「経営」に関する理由と「自然・環境」に関する理由がほとんど

とくに「自ら経営の采配を振れるから」という理由は、回答者の5割以上が選んでいます。
次に多い回答は、「農業が好きだから」「農業はやり方次第でもうかるから」という理由。

農業への興味・関心と独立への意欲をあわせもった方が、新規就農していることがわかるでしょう。

また、「会社勤めや都会の生活に向いていなかった」という回答も注目したいところ。
コロナによるテレワーク導入やライフスタイルの変化から、農業に興味を抱く人も多いんですよ。

新規就農時に苦労したことは?

新規就農時に苦労したことグラフ

新規就農者が苦労したことは、「農地の確保」「資金の確保」「営農技術の習得」がダントツ!
その他の項目と比べて圧倒的に割合が高く、そのぶん苦労した新規就農者が多いとわかります。

土地・資金・技術は新規就農に欠かせないからこそ、手に入れるのが大変なのかもしれません。
新規就農するのであれば、土地・資金・技術をどう確保するのか、しっかり計画を立てましょう。

新規就農体験談

「美味しい」の言葉が何ものにも代えがたい喜び(30代・女性)

東日本大震災をきっかけに、今後の人生について見つめなおしたのが就農のきっかけです。
夫婦で相談してモモ栽培をはじめましたが、予想以上に果実の成長がスピーディーで驚きました。

丹精込めて作ったモモを「美味しい」と言ってもらえるのは、何ものにも代えがたい喜びです。
つらいこと、大変なこともありますが、思いきって就農してよかったと胸をはって言えますよ。

大変だけど農業の楽しさを知ったらやめられない(30代・女性)

農業は力仕事なので、腰も膝も痛いし、コンテナは重たいし、日焼けはするし、暑いし…。
大変なことだらけだけど、1日が終わったときの充実感や楽しさを知ったらやめられません

「一緒に農業しよう!」と気軽に誘うのは難しいけど、誰もが気軽に農業できるのが理想
すこしずつ農業仲間(とくに女性)が増えるよう、働きやすい環境もつくっていきたいです。

脱サラして新規就農!憧れていた田舎暮らしと農業を満喫(30代・男性)

脱サラして就農を決心した私ですが、最初は家族や友人たちから大反対を受けました。

反対を押し切ってぶどうの栽培をはじめたはいいものの、最初の3年間の農業収入はゼロ。
4年目からすこしずつ農業収入を得られるようになり、5年目からようやく安定してきました。

それでも、試行錯誤しながら、自分のペースで仕事できるのが楽しくて仕方なかったです。
憧れていた田舎暮らしも満喫していますし、何より農作業が大好きなので満足しています。

新規就農で失敗しないコツ3選!熱意と準備、コミュニケーションが重要

猫車を押して歩く農家夫婦

はじめて本格的に農業を行う新規就農には、失敗がつきもの。
実際に就農1~5年目までは失敗の連続だったり、農業収入がなかったりする人も多いです。

「失敗は成功のもと」とはいうものの、できれば大きなミスは避けたいですよね。
そこでここからは、新規就農で失敗しないコツを3つご紹介します。

農業への熱意を確認しておく

まず大切なのが、本当に農家として働く熱意があるのか、確認しておくことです。

自然豊かな環境で、悠々自適な田舎生活を楽しめると思われがちな農業。

ですが実際は、天候や作物の生育に左右されやすく、素早く臨機応変な対応が求められます。
また農作業は肉体労働が多いため、「田舎や自然が好き」なだけでは務まらないお仕事です。

「想像以上に農作業が大変だった」「思っていた農業ライフと違った」…。
新規就農者のなかには、こんな理由から農業を辞めてしまう方が少なくありません

新規就農で失敗しないためにも、自分の心と向き合って、本当に農家として働きたいのか考えましょう。

もし農業未経験で新規就農に興味があるなら、まずはアルバイトで農作業を経験してみるのも◎。

当サイトジモベジワークスでは、単発農業バイトを紹介しているので、ぜひ活用してみてください。

新規就農の準備をしっかりする

新規就農では、準備不足が原因で失敗する方が非常に多いです。

・資金繰りが追いつかず、用意していたお金が底をついた
・理想の土地がなかなか見つからず、農業をはじめられない
・農業の知識や経験が足りなくて、そもそも作物が育たない

こんな風に、資金や土地、ノウハウ不足でつまづいてしまう就農者がたくさん。
農業経営の計画やビジョンを立てないまま、考えなしに新規就農するのは危険です。

新規就農に必要なのは、資金と土地、設備・機材、技術・ノウハウの4つ
まずはこの4つを確保する方法を考えて、きちんとスケジュールを立てましょう。

また、新規就農に関してわからないことがあるなら、専門機関に相談するのが◎。
全国新規就農相談センターや都道府県の就農相談窓口に、問い合わせしてみるとよいですよ。

地域のコミュニティに溶け込む

地域のコミュニティに溶け込むことは、新規就農を成功させる大きな秘訣。

農業を営む地域のほとんどは田舎で、都会とくらべると閉鎖的な土地が多いです。
農家間や住民間のつながりが強いぶん、うまく付き合えないと農業経営に影響する可能性大!

とくに新規就農時は、身近に頼れる相手がいる・いないで、まったく状況が変わります
土地の購入や農機具のレンタル、出荷先の確保などには、地域の方の協力が欠かせません。

就農先の地域が決まったら、農家関連の会合や地域のイベントに積極的に参加しましょう。

新規就農Q&A

ジャガイモ畑でポーズをとる農業一家

農業で生活できるか不安…

農業で生計を立てることは、もちろん不可能ではありません。
ただ新規就農の場合、最初の数年間は苦労すると考えた方がよいでしょう。

農業の技術やノウハウを活かして、安定した売上を立てるには時間がかかります。
また農産物の価格は高くはないですし、コストの削減や付加価値のある作物の開発も必要です。

だからといって、新規就農の夢を諦める必要はありません
金銭面や技術面をサポートしてくれる制度もあるので、積極的に活用してください。

新規就農を考えている地域や国の相談窓口に、一度相談してみるのがオススメです。

儲かる農作物ってあるの?

農業の場合、農業所得と労働時間を軸に「儲かるかどうか」を考えるのが重要。
いくら粗利益が高くても、労働時間が長いと、時給で換算した金額が安いからです。

地域によって変わるので一概にはいえませんが、時給換算が2000円近いのはこちらの野菜

・キャベツ
・ハクサイ
・レタス
・ミニトマト

また、サトイモやキュウリ、ニンジンも労働時間に対する収益が高いです。
新規就農時に農作物で悩む場合は、所得と労働時間の関係性に着目してみてくださいね。

新規就農する地域はどう選ぶ?

農家の減少に伴って、全国各地で新規就農を後押しする制度が導入されています。
生まれ育った土地でなくても、新規就農者を受け入れてくれる市区町村は少なくありません。

新規就農する際は、理想の農業スタイルや栽培したい作物をふまえて土地を選ぶのが◎。
また、その土地に住居をかまえるのですから、暮らしやすい土地であることも重要です。

まずは、どんな農業をしたいか、何を栽培したいか、どんな生活をしたいかを明確にすること。
そのうえで、条件にあっていて、新規就農者を受け入れている地域を探していくのがよいでしょう。

新規就農は事前準備が大切!まずは農業バイトを体験してみませんか?

タブレットをみている農家夫婦

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
新規就農に際して、知っておきたいお役立ち情報をまとめてご紹介しました。

農業に限らず、独立・起業して経営を安定させるためには必要な要素がたくさん
資金や土地、設備の準備はもちろん、農業や経営のノウハウも学ばなければなりません。

新規就農を成功させたいなら、事前の下調べと準備をしっかり行っておくこと。
計画やビジョンなしで農業に従事すると、理想と現実のギャップが大きくて苦労するかもしれませんよ。

もしあなたに農業の経験がないのであれば、一度体験しておくのが安心。
まずは単発・短期のアルバイトで、農業や農作業を体験してみませんか?

当サイトジモベジワークスでは、1日単位の農業アルバイトをリアルタイムで更新中!
フォームを入力して応募するだけで簡単に登録できるので、気軽に農業バイトを体験できます。

農家さんの農園や農地に伺って働くので、リアルな農業の現場をのぞけるのがメリット。
新規就農のイメージが膨らみやすいですし、独立の足がかりや構想が得られるかもしれませんよ。

農業アルバイト求人は↓からチェックできるので、まずは一度ご覧になってみてくださいね。