「住み込みができる農家で働きたい」
「住み込みOKの求人を探している」
「住み込みは高収入って本当?」

住み込みで農業に携われる求人をお探しの方は、こんな風にお考えかもしれません。

ひとことに住み込みができる農業と言っても、業態や仕事内容はさまざま。

さらに求人によっても、給料や労働環境に大きな違いがあります。

働きはじめてから後悔することにならないように、住み込み農業の知識や求人でみるべきポイントを押さえることが重要です。

そこでこのページでは、

  • 住み込み農業の給与事情
  • 住み込み農業のメリット・デメリット
  • 住み込み農業の求人で見るべきポイント

について詳しくお伝えします。

オススメの住み込み農業求人サイトもあわせてご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

住み込み農業の基礎知識

住み込み農業の基礎知識
住み込み農業とは、農家に住み込みで働くことを指します。

求人を探す前に、住み込み農業ならではの働き方や生活についてチェックしておきましょう。

住み込み農業の仕事内容

農家に住み込みで働く場合、アルバイトであれば農作業だけ、正社員であれば主に農業全般が仕事です。

正社員として住み込みで働く場合、仕事内容は以下になります。

  • 農作業
  • 選果
  • 加工
  • 出荷
  • 販売

農作業から、収穫前の選果、収穫後の加工や出荷、さらには販売まで農業全般を担当します。

農作業は力仕事なので大変な面もありますが、選果や加工などはそれほど力が必要ないので、女性の方でも活躍できますよ。

住み込み農業の労働時間

農家に住み込みで働く場合の労働時間は、育てる農作物や時期によって異なります。

ですが、一般的には朝7時から夕17時までの農家が多いです。

また休日に関しても農家ごとに異なりますが、多くはシフト制で週休2日になっています。

住み込みで働いても、プライベートな時間はしっかり確保できますよ。

住み込み農業の寮

住み込み農業の寮は、シェアハウスや公営住宅、社宅など農家によってさまざま。

また相部屋だったり、トイレやお風呂が共同だったり、というケースもあるため、求人を見る際はよく確認するようにしましょう。

ですが、ほとんどの寮は家電製品が完備された上で、家賃は無料。

農場の近くに寮がある場合が多いので、通勤も楽ですし快適な生活が送れますよ。

住み込み農業は高収入?給与事情をリサーチ

住み込み農業は高収入?給与事情をリサーチ
住み込み農業は高収入、というイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は年収300万円程度が平均です。

未経験で住み込み就農した場合は、年収250~280万円程度。


ただ、住み込み農業のほとんどは家賃や食費、光熱費が無料。

日々の生活にあまりお金がかからないため、年収300万円でも手元に残る額は同年収のサラリーマンより多いと言えます。

住み込み農業の魅力・メリットを紹介

住み込み農業の魅力・メリットを紹介
紹介してきたように、住み込み農業は魅力的なメリットがたくさんあります。

家賃や光熱費が抑えられ、通勤の負担が少ない

家賃や光熱費が不要な農家が多く、経済的な負担が少ないところは住み込み農業のメリットです。

引っ越しの費用や敷金、礼金、部屋探しの時間がかからないのは助かりますよね。

また寮は、基本的に職場の近くであることがほとんど。

農場のすぐ近くにあることが多いので、朝に弱い人にも安心です。

電車や車で何十分、のような通勤がないのも嬉しいポイントですね。

食事に困らない

住み込み農業は、食事に困りません。

農家で働くため、育てている米や野菜が食卓にのぼります。

また他の農家が近くにある場合が多いため、作物をお裾分けしていただけることも。

食物を育てる現場で働く、住み込み農業ならではの魅力ですね。

お金が貯まる

住み込み農業は、お金が貯まりやすいです。

先ほど紹介したように住む場所と食事にお金がかからないだけでなく、立地的にお金を使うところが少ないことも理由にあげられます。

農家が田舎にある場合は娯楽施設などが近隣にないため、日々の消費が減りお金がたまる傾向にあるんですね。

住み込み農業の注意点・デメリットも紹介

住み込み農業の注意点・デメリットも紹介
住み込み農業はメリットが多い反面、デメリットもあります。

求人を探す前にチェックしておきましょう。

即戦力として雇われる

住み込み農業に正社員で入ることは、即戦力として雇用されるということ。

ある程度の農業の知識や経験が必要です。

一から手取り足取り教えてもらえるとは思わない方がいいでしょう。

急な対応を迫られるときがある

農家に住み込みで働くのであれば、急な対応もこなさなければいけません。

たとえば、急な大雨の予報が出たときには、労働時間外だとしても養生や雨風対策をすることになるでしょう。

農場が近いからこそ急な対応を迫られる時がある、ということを覚えておくべきです。

自炊や共同生活のルールに慣れる必要がある

住み込み農業では、自炊をしたり共同生活のルールに慣れることも必要です。

住み込みとはいえ、食事は自炊が基本です。

普段食事を作る習慣がない人は、料理に慣れておくのがいいですね。

またお風呂が共同、掃除当番があるという寮も少なくないため、ルールに従った行動をする必要があります。

自分勝手な行動は共同生活の輪を乱し、農家・寮の人々とのトラブルの原因になることも。

全部がプライベートな空間ではない、ということも覚えておきましょう。

住み込み農業の求人で見るべきポイント

住み込み農業の求人で見るべきポイント
住み込み農業の求人と言っても、求人サイトにはさまざまなものが掲載されています。

もしもなんとなく求人を選んでしまうと、

「自分には合わない環境だった…」
「求人の内容と違う気がする…」

こんな風に、働いてから後悔することも。

そうならないためにも、あらかじめ住み込み農業の求人で見るべきポイントを確認しておきましょう。

正社員で募集している

求人を見た際に、正社員での募集なのかも確認しましょう。

この記載がないと、実は非正規雇用やアルバイトで雇用される場合があり、正社員とは条件面で大きな違いが出てしまいます。

なかには契約が3か月で、仕事に慣れた頃には農家を変えなければいけない、なんてことも。

正社員として雇用してくれるのか、しっかりチェックしましょう。

労働条件がしっかり明記されている

労働条件が詳しく記載されているかも求人を見る際には見逃せないポイント。

正直、農業は作業が天候や気候に左右される場合が多く、労働時間が記載と異なることもしばしば。

このあたりは理解した上で応募しなければいけないところですが、寮の家賃・光熱費、給料や休日などをあいまいにしている求人は注意が必要です。

こういった求人に応募すると、給料の未払いや休みが取れないといったトラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。

住み込み農業では、詳細までしっかりと書かれている求人に応募するようにしましょう。

未経験OKで募集している法人農家を選ぶ

経験者が優遇される住み込み就農ですが、なかには未経験者歓迎の求人・農家もあります。

そういった求人は、「法人農家」という企業や組合として運営している農家が出している場合が多いです。

法人農家は研修や勉強会など、未経験者が就農する際に必要な制度が整っているところも多いですし、実際に農業をしながら次世代の経営者や農家を育てる風土があります。

未経験で住み込み就農したい方は、受け入れの体制が整っている法人農家の求人を探しましょう。

農業専門の求人サイトに載っている

住み込み農業の求人を探す際は、農業専門の求人サイトを見るようにしましょう。

実は、農業専門の求人サイトには、すべての業種を扱う求人サイトには掲載のない農家が多数あるんです。

労働条件のいい農家、生活環境が整っている農家、給料が高い農家、こういった農家は農業専門の求人にだけ掲載されている場合が多いです。

今後何年も働くことになる農家、より条件がよく安全に探せる農業専門の求人から探して応募するようにしましょう。

未経験でも働ける住み込み農業求人ならジモベジワークスがオススメ

若者と高齢の農家
ここまで、住み込み農業の魅力と注意点、給料事情や求人で見るべきポイントをご紹介しました。

住み込みの農業は家賃や光熱費の補助、お金がたまりやすい環境にあるなど、魅力やメリットがたくさん。

やりがいの他に、環境面での働きやすさも感じることができますよ。

ただ、求人を探す上で注意すべき点もあるため、一歩を踏み出せない方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方には、当社が手掛ける「ジモベジワークス」がオススメ。

「ジモベジワークス」は、正社員として住み込みで農業をしたい方に向けて、農家さんからの求人を多数紹介している農業専門の求人サイトです。

求人は詳細まで労働条件がしっかりと記載されてありますし、契約農家さんは働きやすい環境が整ったところばかり。

もちろん未経験者歓迎の求人・農家も、多数ご紹介しています。

きっと、あなたにぴったりの住み込み農業求人が見つかりますよ。

ぜひ、ジモベジワークスを利用して住み込み農業にチャレンジしてみてくださいね。