「農業バイトの志望動機ってどう書いたらいいの?」
「深い理由はないし、書くことが思いつかないよ…」
農業バイトの志望動機を考えている方は、こんな風に思っているかもしれません。
志望動機は、採用担当者への印象や合否に影響を与える部分。
「この応募者と一緒に働きたい」と思われるような志望動機を作成したいですよね。
ただ、書く内容が思いつかなかったり、上手くまとまらなかったり、「思っていることを正直に書いたらだめだよね…」と頭を悩ませてしまう方は少なくありません。
志望動機は、農家さんのメリットになる内容と自分の応募理由をうまく繋げると◎。
たとえば、「家が近いから」という応募理由を、そのまま伝えるのはイマイチです。
でも、「家が近いので、急なシフト変更にも対応しやすい」などと、農家さんのメリットになるような内容と組みあわせれば、魅力的な志望動機になりますよ。
この記事では、
- 応募理由別の志望動機の例文
- 志望動機を書くときの3つのポイント
をお伝えいたします。
これから農業バイトの履歴書を作成する方は、ぜひ参考にしてくださいね。
農業バイトの志望動機はこう書く! 応募理由別に例文を紹介
志望動機は、その農園で働きたい理由を伝えるための項目。
採用担当者が見た時に、「長く働いてくれそう」「戦力になりそう」と思われる内容を書くのがポイントです。
勤務地や勤務時間などはバイトを選ぶうえで重要ですが、
- 家が近いから…
- シフトの希望があっているから…
こんな風に条件面だけをあげるのはNG。
「条件があえばどのバイトでもいいんだな…」と、採用担当者はいい印象を持ちません。
でも実は、「家が近いから」や「シフトの希望があっているから」という応募理由でも、農家さんがメリットに感じる内容を付け加えると、魅力的な志望動機になるんですよ。
ここからは、応募理由別に志望動機の例文をご紹介していきますね。
【農業バイトの志望動機の例文】応募理由:家から近い
家族からアルバイト勤務に対する理解を得ていますし、シフトにも柔軟に対応できると思います。
また短期間ですが、知り合いのレタス農園で定植や収穫のお手伝いをしたことがあり、農作業は天候に左右されやすいと存じております。
家が近いぶん、必要であればすぐに駆けつけることができますので、ぜひよろしくお願いいたします。
- 求職者の応募理由:家が近いから通いやすい
- 農家さんにとってメリットになる部分:急な人手不足に対応してくれる・農作業を経験したことがある
通勤のしやすさは、バイトを続けるうえで大切です。
ただ、志望動機が通勤のしやすさだけだと、「その農園で働きたい意欲」が伝わりません。
条件面だけでなく、あなたを採用することで農家さんに生まれるメリットを付け足すと◎。
農業に活かせるスキルや経験、家が近いからこそ貢献できる部分をアピールするといいですよ。
【農業バイトの志望動機の例文】応募理由:シフトの条件があう
もし急な欠員や人手が必要なときは、朝の時間帯でしたらシフト変更も柔軟に対応ができます。
長く務めたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
- 求職者の応募理由:シフトの条件があう
- 農家さんにとってメリットになる部分:シフトに多く入れて柔軟に調整してくれる・長く働ける
募集しているシフトの条件があうことは、農家さんにとって十分メリットです。
ただ、時間帯がちょうどいいと伝えるだけでは、他の求職者さんと代り映えしないかもしれません。
たとえば、農作業は天気に左右されやすく、急な作業が入ることもあります。
また、他のパートやアルバイトの方とのシフト調整もあるため、働く時間帯があうからこそ、柔軟に対応できることをアピールしましょう。
【農業バイトの志望動機の例文】応募理由:未経験だけど農作業をしてみたい
今までに、スーパーのレジ打ちや事務作業のアルバイト経験があり、コミュニケーションスキルやもくもくと作業をこなす集中力には自信があります。
農作業は未経験なので、教えていただくことが多くなりますが、今まで培ってきたスキルや経験を活かし、早く業務を覚えていきたいと思います。
- 求職者の応募理由:農業バイトに興味がある
- 農家さんにとってメリットになる部分:未経験だけどやる気を感じられる
農業に興味があるというのは、農家さんにとって好印象◎。
ただ、未経験の方で「興味がある」という理由だけだと、ツラかったり想像と違ったりすると辞めてしまいそうな印象を与えやすいです。
未経験の方は、今までの経験で農業に役立つスキルを伝えながら、前向きに取り組む姿勢をアピールしましょう。
次に、志望動機を書くときの3つのポイントをお伝えいたします。
志望動機を書くときの3つのポイント
例文で雰囲気を掴んだら、実際にご自身の志望動機を考えてみましょう!
- 文末の「です・ます調」と「だ・である調」を統一する
- 具体例や詳細をかならず盛り込む
- 記入欄は8割以上埋めるのがベター
こちらは志望動機を書くときの3つのポイントです。
一つひとつ詳しく説明していきますね。
「です・ます調」と「だ・である調」は統一する
「です・ます調」と「だ・である調」はどちらかに統一して、志望動機を作成しましょう。
- 「です・ます調」~です。~ます。
- 「だ・である調」~だ。~である。
このように「です・ます調」「だ・である調」は、文章の終わりに使用する文末の表現です。
志望動機では、どちらを使用しても問題ありません。
ただ途中で語尾が変わってしまうと、文章が読みにくいですし、注意力がたりない印象を与えてしまいます。
志望動機を書くときは、文末の表現が混在していないか、かならずチェックしてくださいね。
具体例や詳細をかならず盛り込む
志望動機には、かならず具体例や詳細を書き、読み手がイメージしやすいようにしましょう。
たとえば、経験やスキルをアピールするときは
- 何の職業やアルバイトを経験したか
- どのような仕事内容を経験したか
など、詳細を意識して書くと◎。
あなたの経験やスキルがより伝わり、魅力的な志望動機になります。
たとえば農作業の経験がある場合は、どんな作物を扱っていたのか、どんな農作業をしたことがあるのか、詳しく書きましょう。
「農作業の経験があるから、即戦力になれます!」という書き方では、読み手にあなたの経験者スキルがいまひとつ伝わらず、もったいないですよ。
記入欄は8割以上埋めるのがベター
志望動機の記入欄は、8割程度埋めるようにしましょう。
余白が多いと「伝えたいことがない」と思われてしまう場合も…。
やる気や意欲を感じられず、印象はイマイチです。
書くことが思いつかない場合は、
➁:➀であげた内容が、なぜ自分にとって魅力に感じるのか整理する
➂:農家さんにとっての、あなたを採用したときのメリットをあげる
➃:過去の経験やスキルから、農家さんに貢献できる部分を考える
この4ステップを試してみてください。
まずは、➀~➃を一つひとつ順番に箇条書きで書き出していきます。
次に、書き出した項目を組みあわせて、文章にしていくだけです。
自分が思っていることがクリアになって、志望動機が書きやすくなりますよ。
さきほどお伝えした、「具体例や詳細をかならず盛り込む」ポイントをおさえながら、作成してみてくださいね。
農業バイトに興味がある方へ
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
この記事が、農業アルバイトに興味がある方の参考になっていたら幸いです。
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ぜひこちらの記事も、あわせてご覧ください。
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